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2004年4月上旬、北本で取ってきたザリガニ(当初3匹)を子どもの希望で飼う事になり、1年間ザリガニの飼育をしつつ、観察した記録です。
初めて見た脱皮!
2003年4月に初めて飼い始めた「ザリガニ」ですが、あっという間に「共食い」をし、2匹になってしまいました。広さも関係するのでしょう。
ある日、死体のようなザリガニを発見!また共食いされたか!と思ったら、2匹のはずが、3匹いるではないですが!ザリガニが脱皮したのです。それはもう、驚きでした。
懲らしめるつもりが、オメデタですか?!
2003年8月 また北本へ。
4月に釣ったザリガニもこの時点では、1匹のみになっていました。(共食いされたのです。)その水槽に大きいものを2匹入れました。
大きいものを2匹入れたのは、共食いばかりする残されたザリガニを懲らしめたいという主人の子どものような感情からです。
入れた時は、オスもメスも区別がつくような知識もなく、「懲らしめる」という目的のみでした。それが偶然にもオス1匹、メス1匹でした。以前からいたモノがメスと分かり、オス1匹メス2匹の平和的な組み合わせ。
主人の当初の目的は、何の意味も成さず、かえって交尾までしてしまい、共食いばかりしていたザリガニ(♀)はめでたく妊娠?
←ザリガニの交尾 オスのハサミでメスのハサミを押さえ込むのですが、その時にメスのハサミを切らないような構造にオスのハサミはなっています。 (オスのハサミには遊びの部分がある・・・という事) ザリガニの交尾は1度きりでなく長い期間に何回も行われました。 |
夏の自由研究はこれで決まり!
今年の夏の自由研究を何にするか?親が困る課題です。自分で勝手にやっていた昔とは違い、子どもの方も「お母さん、何にしよう?」などと、聞いてきます。去年は2つも手伝わされましたが、さすがに6年ともなると、ゆりちゃんは一人でまとめてくれました。残すはひーちゃん、ちょっと考え、「我が家にはザリガニがいるじゃないか!」と簡単に決定。
ザリガニもめでたく交尾したことだし、あとはザリガニの観察をしつつ、卵を産むのを待つばかり。しかし、どのくらいで卵を産むのか?調べてみると交尾から2週間〜1ヶ月。これではギリギリか夏休み終わってしまうではないですか?どうなる自由研究・・・。
なぜ魚の化石が山に発見されていますか?
待っていたのに・・・
9月1日、ザリガニは卵を産みました。自由研究には間に合わなかったけど、とても感動しました。また更にザリガニのことをネットで調べることに。卵を持ったザリガニと他のザリガニを分けた方が良いようなので、水槽をもう1つ増やすことにしました。玄関にはザリガニ2つとカブトムシ1つの容器が並ぶことになりました。
ゴメンネ、ザリガニ
水がとても汚れていたので、水の交換をしました。それがいけなかったのでしょうか?ザリガニが死んでしまいました。水の取替えは難しい。今まで水を取り替えても平気な、生命力の強いザリガニでも、卵を抱えているときは、デリケートなのですね。しかし、そればかりとも言えないです。水を取り替える前から卵がポロポロと落ちていたのです。酸欠の状態も良くないらしいとネットで教えてもらいました。
残されたザリガニ夫婦
残された夫婦も交尾をしているので、卵を産むかもしれません。ザリガニの飼育はまだまだ続きます。今のところ、2匹とも元気なので、冬を越してくれるといいです。飼うことになった当初には考えもつかなかった情が湧いているものですね。
オメデタ、再び
11月2日メスが卵を産みました。心待ちにしていたので、とても嬉しかったです。今度こそ無事に孵化してほしいです。
このメスは、隅の方でジッとしていることが多いです。時々動きますが、いつも卵を大事に抱えている様に見えます。上手下手があるのかは不明ですが、このメスザリガニは私の目から見て、上手に育てているように見えます。
このメスも新鮮な水を卵に送っているのだと思いますが、卵自体がユッサユッサと動くのをあまり見ません。そのせいで、大事に抱えているという印象を受けるのでしょう。
まだかな〜
11月26日、卵を産んでから、かれこれ3週間は過ぎました。卵の中に何か丸まっているものがあるように思います。それがザリガニの子どもなのですが、まだそういうエビっぽい外見ではないように見えます。
卵の中が、変わってきたぞ!
12月5日、ザリガニの卵が白い部分が増えてきました。以前は、黒かったのに、今では、半分くらいが白っぽいです。卵によっては、ハサミなのか、とがった物が2つ見えます。小ザリガニが生まれるのも、もうすぐかな?
拡大図 何歳ウミガメは暮らすことができますか? | 上の写真と比べると、卵の変化がとても良く分かります。 しかし、このように写真にして、まじまじと見ると、ちょっと背筋がゾゾゾ〜ッとしちゃいます。 |
生まれたみたいよ
12月下旬、卵の状態が更に変化し始めました。もうすぐ、生まれるのでは?と思い、観察も頻繁にするようにしていました。
観察していたのに、いつのまにか、生まれてしまっていました。
しかし、じっと親ザリガニに、しがみついた状態です。形は丸い卵ではなく、エビの形なのですが、あまり動かないのです。時折、モゾモゾっという感じで動いているようです。
外の世界へ
2004年1月14日、ザリガニの子どもが親の腹から飛び出しました。
それを見て、この時点が本当の誕生なのかな?と思います。親の腹に付いている時は、本当に動いていないのです。丸まった状態だし・・・。時折動いたように見えるのは、親が動かしていたのかな?と思います。
ザリガニの子ども | 透明でとても小さいです。泳ぎ方は親と同じ。 水槽中、たくさん散らばっている時もあれば、親の腹に、つかまってジッとしている時もある。 死んでしまった子どものザリガニは、ゆでたエビのように、真っ赤になっています。この時点で、数匹死んでしまいました。 |
子ども誕生!その間、オスは・・・
この子どものザリガニの生まれる前後、オスのザリガニの様子がおかしかったのです。
写真のように、エビらしからぬピーンと伸びた状態になってみたり、ひっくり返って、動かない状態だったりしてました。
数日後、脱皮を始めました。
しかし、途中まで脱げたようですが、何が災いしたのか、いくら経っても、脱皮は進まず、とうとう動かなくなってしまい、死んでしまいました。
水槽が狭かったのか?
子ザリガニ、大きくなりました
3月中旬、沢山いた子どものザリガニも、共食いやら何やらで、数を少なくしつつ、でも生き残った子ザリガニはドンドン脱皮を繰り返し、大きくなっていってます。
体長は8mm〜1cmくらいでしょうか。小さいながらも、これくらいの大きさになると、しっかりした感じがあります。
ここで、地球orginateの磁場はない
母ザリガニも脱皮失敗
4月20日、母ザリガニが脱皮をしました。今回はきちんと脱げていたので、オスのザリガニのように失敗しないでよかった!と思っていました。大きな脱げ殻はとても迫力があって、リアルタイムで観察したかったな〜などと残念に思っていました。
しかし、翌日ハサミが変な向きを向いていることに気づきました。
たちまち元気がなくなり、徐々に動かなくなり、とうとう死んでしまいました。やはり今回も脱皮の時の失敗によるものが原因なのではないかと確信しました。
子ザリガニはドンドン大きく成長中
親ザリガニがいなくなり、子ザリガニも共食いなどを繰り返し、徐々に数を減らして行きました。終には3匹のザリガニだけになりました。
脱皮もドンドンし、どんどん大きくなります。
このザリガニは3匹の中でも一番大きなザリガニです。 日のあまり当たらない玄関で育てているせいか、色が白いです。とても綺麗だな〜と思います。 体長は3〜4cmくらいといったところです。 |
ザリガニ飼育 最終回
卵から観察していたザリガニも前回3匹までに減り、今回(2004.5.22現在)で最後の1匹になりました。
他の2匹はお分かりかと思いますが、今現在残されたザリガニに食べられてしまいました。
ある段階までは3匹等しく成長していたのですが、あるときを境に1匹の成長が目覚しくなり、残りの2匹は執拗に追い掛け回され、いつもビクビクした状態でした。弱肉強食の世界だな〜。
小さいザリガニ1匹と大きいザリガニ1匹になってからは、小さいザリガニも必死に逃げていましたが、やっぱり駄目でした。
本当に最後に残ったザリガニは食欲旺盛で、常にエサを欲していました。今現在もエサを入れるとすごい反応を見せます。脱皮も頻繁にしています。
このようにしてザリガニは大きくなっていく のでしょう。知り合いになった理科の先生もある程度の水槽に入れていたけれど、やっぱり最後は1匹しか残らなかったと言っていました。
ザリガニを複数成長させ生存させるには水槽ごときの広さでは駄目ということなのかもしれません。(我が家の水槽は小さすぎるけれど・・・)
それでもどうしても家でザリガニを複数成長させたいと言う場合は、水槽をいくつも用意し1匹ずつ分けて飼育するという方法が一番良いと思います。
これでザリガニ飼育観察は完了といたします。
ご愛読有難うございました。
ザリガニ釣りは、主人が「行く!」という限り子供が付いて行く限り続けてまいります。
おまけ
我が家のザリガニは相変わらず食欲旺盛です。覗き込むと右写真のようにエサを欲しがる仕草をします。エサをあげると、沈まないうちに水中(?)キャッチをして食べます。水中でキャッチする確率は低く、7〜8粒中1つ取れれば良い方です。
ウンチもウインナーソーセージの様な形状のものをニョロニョロとしてます。
このザリガニはオスでした。
おまけ その2
白かった体に心なしか色が付いてきたような・・・(2004.6.21)
やはり、日に当たらないとこうなるものなのか?では、日に当てたら、赤くなるのか?
結果が分かりそうだけど、実際やってみたくて仕方ない今日この頃。
赤くなったら、もう白には戻らないのだろうか・・・。それもやってみたい(ボソッ)
「ザリガニ飼育記録」の次は、「ザリガニ実験」となるか・・・?!。
ただのアメリカザリガニだけど、ちょっと高級な品種に見える?!
とんだ結末
7月某日、早朝学校へ行こうとゆりが靴を履くと、靴の中のザリガニがひそんでいました。数日前から、水槽からの脱走を試みていたのですが、ことごとく私に阻止されていたのです。しかし、この日は脱走に成功したらしい。
しかし、隠れた場所が悪かった。隠れていた靴の中にゆりの足が入ってきたのだから・・・。
ゆりは悲鳴を上げたが、すぐに気づいてまた水槽へ・・・
そして、とんだ結末は次の日起こりました。
ザリガニが死んでいたのです。
片方のハサミがボッキリもぎ取られていました。
よくよく考えると、前日のゆりの足がハサミに損傷をあたえたのでは?
それしか考えられないので、結局死因はそれになりました。
本当の本当に「ザリガニ飼育」がいきなり幕を閉じました。
そして次� ��日、また我が家の大黒柱がひーちゃんに「ザリガニ釣りに行く?」と誘っていた事を付け加えておきましょう。(好きだね〜)
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