幽霊や魂の存在主張の経験的帰結は何ですか? - Yahoo!知恵袋
kairnadさん
幽霊や魂の存在主張の経験的帰結は何ですか?
幽霊や魂があるという主張がありますが、それらの主張の経験的帰結とその帰結が確証されているかどうかについてご教示ください。
何故このような疑問を抱くかというと、幽霊や魂の存在の経験的帰結が示されない限り、幽霊や魂は存在しないのではないかと考えるからです
理論T1を幽霊や魂の存在を仮定する理論、T2を幽霊や魂の存在を仮定しない理論とします。まC1をT1の(原理的に)観測可能な経験的帰結を表示する文(命題)の集合とし、C2をT2の(原理的に)観測可能な経験的帰結を表示する文(命題)の集合とします
どのように宇宙が始まった
さて、もし幽霊や魂の存在主張が何らの観測可能な経験的帰結を持たないならば、C1=C2が成立すると考えてよいでしょう。
次の原理を認めるとします
「区別できないものは同じ」の原理(不可識別者同一の原理、Leibniz原理)
C1=C2から「幽霊は存在する」という状況と「幽霊は存在しない」という状況は区別できません。「区別できないものは同じ」の原理から、「幽霊や魂は存在しない」が帰結します
マウスの平均寿命は何ですか?
物理学について知識は全く無いのですが、この「区別できないものは同じ」の原理は一般相対性理論の導き役となると言われている等価原理(慣性質量と重力質量の同等性)を確立するために使われたらしいので、この原理を否定することは一般相対性理論を否定することに繋がるように思われます
従って、一般相対性理論(等価原理)を認めるならば、不可知論による幽霊・魂の存在擁護は物理学の場面で「区別できないものは同じ」の原理を適用することを認め、幽霊や魂を考察する場面では認めないという「あからさまな知的ダブルスタンダード」を用いるのでは無い限り不可能であるように思われます。
ステータスは、人々のモラルにも影響しません
要約:両方の場面で適用を認めれば、「幽霊や魂は存在しない」という結論に行き着き、両方の場面で適用してはいけないとすると、等価原理が崩れる。従って一般相対性が崩れる
よって幽霊や魂の肯定論が「観測可能な経験的帰結」を持たない限り、「区別できないものは同じ」の原理に依拠した不在証明を回避できないように思われます。
そこで、一番最初の質問に戻るのですが、「幽霊や魂の存在主張の経験的帰結」は何ですか?
別の言い方をしますと、理論T1と理論T2はどのような経験的帰結に関して異なっていますか?
説得力あるご回答をお待ちしております。
0 コメント:
コメントを投稿