2012年4月30日月曜日

豆長者 未分類


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2010年11月6日、ポール・ボルカー

 

アメリカでは、中央銀行の実験は、1700年代、1800年代にさかのぼります。
それは、とても議論を呼び、あまり成功しませんでしたが、
大統領選で議論を呼ぶ事柄になりました。
中央銀行は、1820(1830)年代に終わりました。
1913年、ウッドロー・ウィルソンが、彼の政権の偉業ですが、連邦準備制度を創設しました。

それは、かなり限定された組織でした。
たくさんの疑念があったのです。
こうした疑念のいくらかは、当時の連邦準備制度が、
政府証券(国債)を買う権限を持つということにも反映していました。
実際、成長する経済を安定化させるための金融政策という概念は一切ありませんでした。

それは、すべて通り過ぎましたが、論争は、明らかに残っていますし、異議は残� �ています。
やはり、連邦準備制度を取り巻く論争は、衰えていません。

2009年4月15日、ロン・ポール、茶会、テキサス州クリアーレイク

これは、新しく出てきた考えではありません。
長い間、あったものなのです。
まさしく憲法が書かれた時から、大きな議論だったのです。
ジェファソンが望んだのは、硬いお金(ハード・マネー)で、中央銀行は無しでした。
ハミルトンが望んだのは、中央銀行と柔らかいお金(ソフト・マネー)でした。
それをめぐって争いがありました。
彼らが、合衆国銀行(ナショナル・バンク)を設立しました。
ジェファソンが、第一合衆国銀行を始末しました。
アンドリュー・ジャクソンが、第二合衆国銀行を始末しました。
今こそ、私たちが、第三の、最大 の国法銀行(ナショナル・バンク)たちを始末するべき時です。

2009年4月18日、ポール・ボルカー、第22回金融マーケット研究センター年次会議

  

良かれ悪しかれ、我々は、連邦準備法の見直しを受けることになると、私は思いますよ。
この一年かそこらに起こってきたこと、すべて済んだ後で。

連邦準備制度が、これほど、財務省と共同で、政権と共同でやった活動を、
私は、この政治システムが容認するとは思いません。

2009年9月14日、バラク・オバマ大統領、フェデラル・ホール

  

共和国の草創期、ハミルトンとジェファソンが、若い経済をどう治め、
国民(ピープル)の才能と活力に、我々の国が、どう報いるべきなのか、
議論を交わしたのも、ここでした。
二世紀後、その問い、危機に際し深刻さを増すその問いに、我々は、今も取り組んでいます。

2009年2月、ロン・ポール、「自由を求めるアメリカ青年」(Young Americans For Liberty)

 Patrick J. Ford

連邦準備制度や、金本位制や、こうした、
若者たちが共鳴するとは思っておられなかったであろう論点について、
あなたが、大学生たちから受け取っている反応を考えますと、
なぜ、もっと、議会で、健全なお金を求める動きが無いのかと思われませんか?
なぜ、このために戦っているのが、あなた、お一人なのですか?

 Ron Paul

理解が足りないということ、それが、最も大きな理由だと思います。
おそらく、議員たちの99%が、政府の学校で教わったのでしょうけど、
ケインズ主義の経済学を教わってきたのです。
そして、それ以上のものを、さらに学ぶことには、
彼らは、興味をそそられなかったのです。
それを理解し、本当に、それが好きな人たち。
すべての権力と支配なのですから。
お金を支配するのです。
そして、彼らは、行きたかったのです。
利益を得る者たちは、これを理解していないからか、それに従っていきがちです。
もしくは、それが利益になるに違いないと考えているのか。

そして、長年、そうだったのは、財政赤字が、本当に問題とならなかったからです。
彼らは、マネタイズ(貨幣化)出来ましたし、借り続けて、
なんの痛みも苦しみもありませんでした、この金融バブルが築かれるまでは。
それは、予測可能なものでしたし、それが、今、破裂して、
私たちは、その結果を見ているところです。
しかし、彼らが、それに従っているのは、分かっていないからですが、
素晴らしいことは、こうした反応している若者たちが、
重要な役割を果たすことです、果たさねばならないのです。
それは、その人数ですが、卒業して、教育に進む、ジャーナリストに進む、
政治に進む、政府に影響を及ぼして、これが、大きな論点になるのです。
そして、これは、大き� �論点だったのです。
これは、私たちの革命の時代、大きな論点でした。
これは、ジャクソンの時代、大きな論点でした。
これは、南北戦争の後、大きな論点でした。
彼らが、金本位制から外れてしまったからです。
これは、1900年の選挙で、大きな論点でした。
彼らは、お金について話し合いましたが、
その時以来、私たちは、本当に、これについて話し合っていません。
ですから、これは、大きな論点にならねばならないのです。

現在、たくさんの議論が行われていて、これを、
国連が運営する世界的なフィアット(法定不換紙)本位制に取り替えようとしています。
そんなことになれば、大災難です。

競争が出てこなければなりません。
健全なお金を理解していて、この何も無い空中� �らお金を創り出す権限と権力を、
なぜ、私たちが、決して、連邦準備制度のような秘密の中央銀行に与えてはならないのか、
その問いに答えることの出来る次世代のアメリカ人たちからです。

2010年9月23日、ポール・ボルカー、第13回・国際銀行業年次会議 ※

 

我々が、皆、この場にいるのは、金融システムが壊れているからです。
2008年末に、この言葉を使えますし、その言葉を今も使うのは、
妥当なことであると思います、残念ながら。
我々は、その一部が、完全に壊れていることを知っています。
住宅ローン市場のように。
それが、我々の資本市場の最も重要な部分になってしまっています。
まったくのアメリカ政府の子会社に。

中央銀行が・・・、おそらく、ちょっと、自分たち自身の技術と権威に夢中になり過ぎました。
なぜなら、彼らは、物価安定の秘密を見つけて。
物価を維持する、それには、私は、敬意を表しますけど。

2007年6月15日、ロン・ポール、連邦議会議事録 ※

連邦準備制度の政策は、平均的なアメリカ人を害していますが、
金融政策における循環を巧みに利用できる立場にいる者たちを益しています。
その主な受益者たちが、その政策のインフレ効果が経済全体に影響を与える前に、
人為的に膨らまされたお金と信用を入手する機会を受け取る者たちです。
また、連邦準備制度の政策は、福祉戦争国家の本当の費用を隠すために、
連邦準備制度によって創り出された、膨らまされた通貨を用いている、
大きく使っている政治家たちも益しています。
もう、議会は、アメリカ国民(ピープル)の利益を、
特別利益団体や、大きな政府を求める自分たち自身の欲求よりも優先すべき時です。

連邦準備制度を廃止することで、議会は、
金融政策に対する憲法� �の自らの権限を主張できます。
合衆国憲法は、お金を鋳造し、通貨の価値を取り締まる権限を、議会に与えています。
憲法は、議会に、金融政策の管理を中央銀行に委任する権限を与えていません。
そのうえ、憲法が、インフレの金融政策によって、
アメリカ人の生活水準を蝕む権限を、連邦政府に与えていないことは、確かです。

実際は、金融政策に関する、議会の憲法上の任務は、
銀(シルバー)と金(ゴールド)のような、
安定したコモディティ(商品)に裏付けられた通貨を、
法定通貨として用いることのみを許しているはずです。
したがって、連邦準備制度を廃止し、憲法に則ったシステムに戻ることで、
アメリカは、私たちの建国の父たちが思い描いたような金融システムに戻れます。それは、お金の価値が、金(ゴールド)のような、
コモディティ(商品)に結びつけられているために、いつも同じであるものです。
そのような金融システムが、本当の自由市場経済の基礎です。

アメリカ人たちの生活水準を蝕み、大きな政府を大きくし、
有力な繋がりを持つエリートたちを富ませる貨幣供給量の操作を、
連邦準備制度を廃止する私の法案の共同提出者となることで、終わらせることによって、
労働するアメリカ人たちのために立ち上がるよう、私の同僚の皆さんに要請します。

2009年4月18日、ポール・ボルカー、第22回金融マーケット研究センター年次会議

 Paul Volcker(連邦準備制度理事会・元議長)

物価の安定に専念するんだと言いながら、それが今、
どれだけのインフレが、経済の拡大に資するのか決めようと。
わしには、理解できん!

 Donald Kohn(連邦準備制度理事会・副議長)

2%を目標にすることで、もう少し、名目金利に余地が持てます。
経済に有害な打撃に対応する余地が、もう少し、
つまり、経済を安定させる見込みが高まります。

 Paul Volcker

そうすることは、人々(ピープル)に、一世代で、
自分たちの購買力を、半分、失うと告げることでしょ。

 Donald Kohn

あなたを納得させられそうにありませんね。
私は、私の主張を述べて、
あなたは、あなたの主張を述べられたと思います。

2009年6月10日、ロン・ポール、The Alex Jones Show

お金を偽造して、悪さして、自分たちのお友達の利益を図っているだけだということです。
それが、うまく行くわけないのです。
終わりがやって来ようとしていると思います。
それは、私たちが、この立法において勝とうが勝とまいがです。
なぜなら、彼らのシステム(制度)そのものに、大きな欠陥があるからです。

こういう状況の最終段階は、
いったん、感情的態度が変化すると、とてもとても急速に進みます。

通貨危機が襲うと、人々は、うわ、ドルから逃げろとなります。

そうなると、怒りの激発を見ることになります。
その時に、私たちは、国連中央銀行だけは、
やめろと言える用意が整っていなければなりません。
国際的に計画を練ってる者たちは、
私たちに分かって� �ることは、分かっているのです。
彼らは、彼らの計画を立てています。
自分たちの日々が、もう長くは続かないことを分かっています。

しかし、どちらが勝つかの競争は、
全体主義と自由(リバティー)の間で行われるのです。
全体主義のやり方を望んでいる者は誰でも、
政府が独占支配するお金にしなければならないのです。
それが、私たちが、阻止しなければいけないものです。

2006年4月25日、ロン・ポール、「金(ゴールド)とアメリカ・ドル」、下院本会議場 ※

 

市場において自然に生じたものである、商品貨幣(コモディティー・マネー)の特徴の一つは、
それが、価値の保蔵として役立たねばならないことです。
金(ゴールド)と銀(シルバー)は、その検査を満たしています。
紙幣(ペーパー)は、満たしていません。

多くの意味で、私たちは、このような不健全なシステムに対する、
この信頼について驚くべきではありません。
少なくとも、四世代の間、私たちの政府が運営する大学が、
健全なお金の愚かさに対する紙幣の英知と言われるものを、
正当化する貨幣学説を組織的に説いてきたのですから。

それだけでなく、紙幣は、この35年間、驚くほど良く機能してきました。
世界が、純然たる紙幣を通貨として受け入れてきたのです。
それが金(ゴールド)であるかのように、紙幣を反応させるのに必要な知識を、
この数十年で、中央銀行家たちは得たのだと、アラン・グリーンスパンが、自慢しました。

中央銀行家たちが、何も無い空中から、新しいお金を創り出す動機は、二重です。
ひとつが、金利の操作を通した中央計画を実施すること。
もうひとつが、政治家たちが創り出し、それで栄えている、
拡大する債務をマネタイズ(貨幣化)することです。

こんにち、ワシントン(政府)で、急増する赤字が削減されるとは、
一瞬たりとも、誰も信じていません。

たとえ、貨幣的インフレのない金本位制が、優れていることが認識されても、
ワシントンで、その規律とともに生きる政治的不都合を受け入れる人は、ほとんどいませ� �。
それは、政府の規模と権力に対する抑制として働くからです。
私たちが、政府の支出、借入、通貨膨張を好むことに、最も似たものが、
やめなければ死ぬと分かっている麻薬中毒です。
それでも、その依存に打ち勝つために要求される高い代償ゆえに、やめられないのです。

正しい選択は、とても困難ですが、麻薬中毒のままでいることは、その患者の死を保証します。
一方、私たちの赤字支出、債務、通貨膨張に対する中毒は、
私たちの経済の崩壊を保証しています。

外交政策が、経済とドルの価値において、重要な役割を果たしています。
軍国主義と帝国建設の外交政策は、直接の課税を通して支えることは出来ません。
金本位制の規律のもとで、海外の戦争に、直ちに支払いを要求される税 金には、
アメリカ国民(ピープル)は、決して我慢しないでしょう。
借入と新しいお金の創造のほうが、政治的には、受け入れられるのです。
それは、戦争の本当の費用を隠して先延ばしします。
特に、私たちが戦っている戦争が、愛国主義や、自由の思想を広めるとか、
テロを鎮圧するとかの言葉で表されている時、人々は、自己満足に浸ります。
不必要な戦争と法定不換紙幣(フィアット・カレンシー)は、手に手を取って進むのです。
一方、金本位制は、分別ある外交政策を促します。

フィアット(法定不換紙幣)のドルは、理論上は、値打ちがありませんが、
価値は、世界の金融業界が、それらに置く信頼によって、吹き込まれます。
通貨に対する主観的な信頼は、政府の政策についての客観 的な知識を乗り越えられますが、
それは、限られた時間の間だけです。

経済的な強さと軍事力が、通貨に信頼を与えます。
アメリカ・ドルに対する、こんにちの世界の信頼は、受けるに値せず、それゆえに脆弱です。
ドルが、それに値する以上に、人為的に高い価値を維持するのに、
1971年まで金(ゴールド)同然に価値があったドルの歴史が、役立っています。

かつては、ドルに置かれた偽りの信頼は、私たちに役立ちましたが、
ドルのパニックと拒絶が、真の金融危機へと発展します。
その時には、私たちは、緊縮して、働きに戻り、借入を止め、貯蓄を始めて、
私たちの産業基盤を再建する以外、他の選択肢は無くなります。
ほとんどのアメリカ人にとって、より低い生活水準に順応して。
� ��のお金を偽造することは、重罪です。

歴史的に、紙幣(ペーパー・マネー)は、決して、長期間は続きません。
一方、金(ゴールド)は、政治的権益と大きな政府による何千年の攻撃にも生き抜いています。
やがて、世界は、もう一度、金(ゴールド)同然の通貨を作ることで、
金融制度に信頼を回復させるでしょう。


numbatsを保存するために行われているか

金(ゴールド)、もしくは、受け入れられる市場商品貨幣は、
自由(リバティー)を維持するために欠かせません。
何も無い空中から、法定不換紙幣(フィアット・マネー)を作り出す制度を、
政府が独占的に管理することは、自由(リバティー)の喪失を保証します。
どんなに良い意図のものとして、私たちの軍国主義が、描写されようと、
どんなに幸せそうに、貧しい者たちのための素晴らしい施策の約束が売り込まれようと、
それらの請求書を支払うために通貨供給量を膨張させることは、政府を大きくします。

帝国は、常に破綻します。
費用が、常に、予測を超過します。
予期せぬ有害な結果が、通例であって、例� ��はありません。
貧しい者たちのための福祉は、役に立たず、無駄です。
受益人たちが、貧しい者たち自身であることは、まれですが、
その代わりに、政治家たち、官僚たち、富める者たちです。
同じ事が、すべての対外援助に当てはまります。
それは、裕福な国の貧しい者たちから盗んで、
より貧しい国の裕福な指導者たちに与えているに過ぎません。

その支払いが、戦争であろうと福祉であろうと、
常に、それは、より高い税金、インフレ、債務を意味しています。
生産的な経済から富を抜き取ることであろうと、
金利の操作によって市場を歪めることであろうと、
戦争と福祉のための支出であろうと、
それは、個人の自由(リバティー)を侵害せずには起こりません。

帝国が、お金� �人員の点で、自己限定的であるように、幻想と詐欺に基づいた金融制度もです。

この終わりが、やって来る時、私たちには、もう一度、選択の機会が与えられます。
一方が、正直なお金と自由で、他方が、混乱と貧困と権威主義です。

2009年9月16日、ロバート・スキデルスキー卿、Reuters ※

 Robert Skidelsky

マスターが、お戻りになる。
ケインズは、死後60年を経て、ニュー・ワールド・オーダーのための経済学者である。
世界は、彼の考えを必要としている。

2009年2月26日、ロン・ポール、上下両院合同経済委員会

 Ron Paul

こんにちあるシステム(制度)は、終わりましたよね。
私たちが継ぎ接ぎすることはできませんよね。
それとも、連邦準備制度によって、さらに何兆ドルもの信用、
議会によって、さらなる借金、そんなもので、この問題が解決するとお考えなのですか?

 Paul Volcker

現在の国際的な通貨システム(制度)に諸問題はあると思います。
そこに十分な注目が集まっていないと思います。

 

このお話は、そのくらいでやめておきたいと思います。ハハハ

 Ron Paul

ちょっと、そこは避けておられますね。ハハハ

 Paul Volcker

そうです。そうです。そうですとも。
お話しすることは出来ません。
答えは、はっきりとは分からないのです。
しかし、私たちがいるのは、これは間違いないと思いますが、
フィアットの通貨(法定不換紙幣)に基づいて、世界が進んでいっているという、
経済の歴史において、他に見られない独特な時期にあるのです。
それが、多くの経済学者たちが好んだものだったというか、それを良い考えだと思ったというか、
その流量を上げたり下げたりしようと。
金(ゴールド)、または、その他の非公式の協定によっても制限されていないのです。
しかし、これは、ちょっとばかり扱いが厄介なのです。
フィアットの通貨(法定不換紙幣)の世界でやっていくのであれば、
その通貨の安定と� ��持管理に注意を払っておいたほうが良いでしょう。

 

私たちは、そのことを忘れがちなのだと思います。

 Ron Paul

かえって、それで、フィアットの通貨(法定不換紙幣)の死を告げる、
弔いの鐘となるかもしれません。

2009年9月16日、ロン・ポール、「End the Fed」 ※

私は、1970年代終わり、1980年代初めに、議会にいて、
下院銀行委員会の委員を務めていましたが、
会って、質問した、数人の連邦準備制度の議長たち。
アーサー・バーンズ、ウィリアム・ミラー、ポール・ボルカー。
この三人の中では、私は、ボルカーと最も対話しました。
もっと最近の理事会のアラン・グリーンスパン、
ベン・バーナンキ議長を含めた他の人たちよりも、
彼は、魅力的で頭が良かったです。

2009年7月20日、ロン・ポール

 

連邦準備制度の監査を求める草の根の大変な圧力があるわけですが、
私たちは、有力者たち、お偉方が、出てきているのを見ています。
彼らは、エスタブリッシュメント(体制側)の経済学者たちや、実業家たちを並べて、
連邦準備制度 が、裏でやっている活動から利益を得ているのは、誰なのか、
アメリカ国民(ピープル)が解明するのは、とっても危険なんだと、人々に警告しています。
これが、私たちが、知っておかねばならないものです。

今、エスタブリッシュメントたち、そして、連邦準備制度が、合意していることは、
彼らは、しぶしぶ、私たちの要望を、いくらか認めるが、
金融政策は、なんであれ、決して調べられたくないということのようです。
それが、たぶん、大きな論点でしょう。
彼らは、この危機の間に設けられた貸出制度のいくつかは、調べることを認めるでしょう。
しかし、彼らは、窓口貸出や、預金準備や、
こうした契約を扱っている金融政策については、触れられたくないと。
こうした銀行たちの独占 情報は、公表されるべきではないんだというのが、彼らの主張です。

しかし、彼らが、公金を手に入れているのであれば、
それを、誰が手に入れているのか、どうしてなのか、
アメリカ国民(ピープル)は、知ってしかるべきです。
民間会社たちは、まったく秘密を守られてしかるべきである、と同時に、
議会がやっている外で、連邦準備制度から、大きな貸付や特典を得られるというこの考えには、
私は、あまり同意できません。

しかし、これだけは確かです。
ワシントンの人たち、連邦準備制度の人たち、エスタブリッシュメントたちは、
この草の根の取り組みに、よくよく気づいています。
百人かそこらの経済学者が、それは、いかさま経済学のですが、
アメリカ国民(ピープル)は、連� �準備制度について何も知るべきではないと主張しているぞと、
彼らは、主張できますが、真実を言えば、
連邦準備制度で行われていることを、私たちが知ること、それを絶対的に要求している、
何百万、何百万の、アメリカ国民(ピープル)がいると、私は信じています。
何が行われているのか、何が行われてきたのか、
どれほど、連邦準備制度が、力を持っているか、
もしも、はっきりと分かれば、アメリカ人は、皆、これを要求すると思います。

ですから、私の目標は、この勢いを持続させ、
このシステムの変革のための活動を、一生懸命にやって、
私たちが、健全な通貨制度、金融制度を持てるようにすることです。
そうすれば、こうした、景気後退、不況、インフレ(通貨膨張)、
そして 、特別利益団体たちが、中産階級を犠牲にして救済を受ける繰り返しではなく、
経済成長が、安定したものになるのです。

2009年7月26日、ベン・バーナンキ、カンザスシティ連邦準備銀行

  

その独立性を取り去ってしまう、いかなる法案、いかなる者の試みも、存在させないよう、
我々は、たえず警戒している必要があると思います。
我々は、最善を尽くして、それを維持していくつもりです。
なぜなら、それが、我々の経済の安定のために、極めて重大だからです。

2009年8月24日

 Loretta A. Preska(ニューヨーク州南部地区連邦地方裁判所判事)

連邦準備制度の貸出プログラムへの参加が公表されると、
どれほど、その借り手が、金融不安の悪化スパイラルに入るのか、
本質的に、連邦準備制度理事会は、憶測しています。
差し迫った害の証拠が無ければ、推量は、理事会の責任を果たさないでいるだけです。

 Matthew Winkler(ブルームバーグ・ニュースの編集長)

前例にない額の納税者のお金が、前例にないやり方で金融機関に貸し出されていて、
連邦準備制度は、その異常な貸し出しの詳細のいかなる公表も拒んでいましたから、
なぜ、アメリカ国民(シティズンズ)に、知る権利が無いのか、
ブルームバーグ・ニュースが、裁判所に尋ねました。

我々は、国民(パブリック)の利益のために行われていることについて、
裁判所が、国民(パブリック)の知る権利を擁護していることに喜んでいます。

2009年8月25日、バラク・オバマ大統領、マーサズ・ビンヤード島

  

我々は、引き続き、力強く独立した連邦準備制度を維持するつもりです。

2009年8月25日、ベン・バーナンキ、マーサズ・ビンヤード島

  

ありがとうございます、大統領。
この指名で、私に対する信頼をお示しくださったこと、
また、力強く独立した連邦準備制度への揺るぎない支持に対し、
私は、オバマ大統領に感謝の気持ちを表したいと思います。

2009年8月26日

 Yvonne F. Mizusawa(連邦準備制度理事会の首席弁護士)

理事会が創設した信用貸出制度から借りている金融機関に関して、
裁判所は、理事会に対し、5営業日以内に、
営利、金融の機密情報を公表するよう命じました。
これら文書の即時公表は、実際上、
理事会が上訴の再審理を求める機会の意義をなくするため、
理事会に取り返しのつかない害を引き起こします。
加えて、情報を開示された金融機関に対して、また、
理事会が、現在、そして今後の金融危機に効果的に対処する能力に対して、
取り返しのつかない害を引き起こします。
開示は、また、理事会の法令上の責務の効果的な実施に影響を及ぼします。

2009年8月27日

 Kit Wheatley(連邦準備制度理事会の弁護士)

我々は、本当に、ニューヨーク連邦準備銀行のことは知らないんですぅ。
我々は、ニューヨーク連邦準備銀行の記録システムは管理していません。

 Loretta A. Preska(ニューヨーク州南部地区連邦地方裁判所判事)

ホイートリーさん、それは通用しないと、私は考えました。
この規定に基づいて、あなたは、調べていません。
あなたは、この規定に基づいて、調べることになっているはずです。

あなた方の上訴権を、あなた方に認めないという人は、誰もおりませんよ。
我々は、これを、漸次的なやり方ではなく、迅速に行うつもりです。
第二巡回区控訴裁判所に、これをすべて手渡すつもりですから。

 Norman Nelson(清算機関協会副会長)

連邦準備制度が、借入についての情報、特に、どこの誰ってな話は、
開示しないっちゅう理解で、わてら会員は、窓口貸出を利用してきましてんで。

2009年8月31日、ロン・ポール、Fox Business

 

 Ron Paul

これは、まったく、透明性という問題だと思います。
それが、この国で、とても人気のある言葉になっています。
特に、TARP(不良資産救済プログラム)で救済が始まって、人々が目覚めて、
議会が、7000億ドル割り当てて、そのお金がどこにいったのか、
誰も知らないということが分かってからです。

しかし、その時に、私は、これは、連邦準備制度の監査について、
もう一度、話す機会だと思いました。
それは、私が、かなり長年にわたって語ってきたことでしたが、
突然に、それが、皆の共感を得たのです。
そうだ、もしも、彼らが、何兆ドルを取引していて、
企業たち、中央銀行たち、他の政府たちに、お金を貸し出しているなら、
我々は、それについて、もっと知る必要があると。
そして、突然に、私たちは、押し寄せる共同提出者を得たのです。
この法案では、私たちは、すべての共和党下院議員と、
百名以上の民主党下院議員を得ています。
彼らが、何をやっているのか、私たちが、調べるということが、とてもとても人気を得ています。
秘密の銀行は、何が出来るのか、それを知っておくことは、議会の責務なのです。
彼らは、やりたい放題の政府です。
彼らは、お金を創って、そのお金を使っています。
憲法のもとでは、議会が、お金を予算に割り当て、お金を配分することになっています。
お金を印刷できて、それを配ることの出来る者たちではありません。

 Liz Claman

ここ、フォックス・ビジネス局も、情報自由法(情報公開法)に基づいた訴訟を起こしました。
判事は、我々を支持する判決を出して、財務省と連邦準備制度は、我々に、正確な・・・

 David Asman

我々が、勝ったのは、財務省に対してで、連邦準備制度に対してではないよ。
彼らは、やはり、連邦準備制度には、口を閉ざしています。 ※ ※

 Liz Claman

そうです、彼らは、連邦準備制度については、口を閉ざしています。
それは、何を物語っていますか?

 Ron Paul

はい、それは、議会の嘆かわしい状況を語っていると思います。
なぜなら、私たち議会が、何年も何年も前に、立法において応えるべきだったからです。
こうした訴訟を起こして、それを要求するのを、
あなた方のように、民間の方々がしなければなりませんでした。
多ければ、多いほど、結構ですが、そのことが、これが、どれほど重要であるかを示しています。
世論調査があったと思いますが、連邦準備制度の監査について、世論調査が行われて、
アメリカ国民(ピープル)の75%が、それは、良さそうな考えだと言うなんて、 ※
いったい、誰が想像したでしょう。


 

 David Asman

ええ、人々(ピープル)は、今、
それが、いかに、自分たちの生活に影響を与えるか気づいています。
だから、人々が、興味を持っているのだと思いますが、
お聞きしておかねばならないことは、いくらか懸念があるということです。

政治からは完全に独立していることになっているのに、
連邦準備制度が、今、どう動こうとしているか、議会が関与するようになると。

 Ron Paul

フフフフフ。
連邦準備制度は、独立などしていません。
というのは、もしも、彼らが、ゴールドマン・サックスに、お金を配っていたら、
それは、大企業によって、政治化されているのです。
議長が再任命されるために、連邦準備制度が、政治化されていることについては、どうですか?
連邦準備制度の議長が、再指名されたければ、
大統領に便宜を図っていることは、知られてきました。
ですから、いつも、連邦準備制度は、政治化されているのです。


どのようにパンダはpredetorsから自分自身を守るん。

しかし、この法案は、そういう意図で作られていません。
たしかに、私たちの鼻を突っ込んで、私たち議会が責任を負っているものを調べます。
誰が、おいしい取引をしているのか、大当たりしているのか調べます。
とりわけ、ひとつ、バーニー(バーニー・フランク)と私が取り組んでいることは、
FOMC(連邦公開市場委員会)を私たち(議会)が運営するようなことには、
させないということです。
それは、私たちの目標ではありません。

 Liz Claman

お願いします。

 Ron Paul

しかし、何が起こっているのかについては、私たちが、知っておく必要があるのです。

2009年8月31日、ロン・ポールの週刊コラム「連邦準備制度の興味深い週」

バーナンキは、政権とウォール街には、人気があるようですが、
それには、ちゃんとした理由があります。
彼の貸出政策によって、大銀行たちは、新たに創り出された現金を、たんまり持てたのです。
これまでの間違いを覆い隠して、新しい間違いをやれるようにしてくれたのです。
また、彼は、山のような財務省の債務を買い上げて、
ばかばかしい水準にまで、支出の急増を可能にしました。

実際には、私たちは、それを、どれひとつとして、まかなえないのです。
しかし、いかがわしい金融政策が、ワシントンに、その陽気な やり方に従って、
私たちの経済問題すべてを、さらに悪化させ続けるのを許しています。

連邦準備制度が、こっそり秘密で、これほどの権力と特権をふるうのを、
政府のすべての人が受け入れているわけではありません。
先週、連邦判事が、連邦準備制度の秘密性に反対し、
どの銀行が、どのような条件で、緊急融資を受けたのかに関する情報を、
情報自由法(情報公開法)に基づいて公表させる判決を下しました。
もちろん、連邦準備制度は、この判決と戦うために、最大限、あらゆることをやるでしょうし、
これが、この問題に対する最終的な決定でないことは、確かです。
それでも、納税者たちの利益が、裁判所で擁護され、
勝ち誇るのを見ることは、元気づけられます。
連邦準備制度は、� ��銀行家の友人たちの苦境しか見ていませんが。

また一方、議会では、下院法案第1207号と、上院法案第604号、
連邦準備制度の帳簿を、完全な監査のもとに開示する法案が、引き続き勢いを得ています。
いずれにせよ、連邦準備制度の自立性の日々に、当然ですが、終わりが近づいています。
通貨の価値をおとしめ、彼らがやっているように、経済の実質を破壊するような権力は、
誰も持ってはならないのです。
彼らは、自分たちの行動の責任を取るべき時です。
それで、人々は、連邦準備制度の専制ではなく、自由(フリーダム)のほうが、
私たちが、本当に、もっと幸せに暮らせるということを理解できます。

2009年9月24日、ロン・ポール、The Alex Jones Show

 Alex Jones

いったん、彼らこそ、真の陰の政府だと。金融寡頭制だと分かってしまえば。
普通の人間を、我々が、大きな力を持つオズの魔法使いだと思っていて、
いったん、その幕が落ちたら、いったん、幻想が粉々に崩れたら、
今、それが起こっていることですが、それで、彼らが倒れる過程が始まります。

 Ron Paul

それは、始まっているかもしれませんが、私たちが、とっても進捗しているとは思いません。
彼らは、まだ、これと戦い始めてもいないと思うからです。
彼らは、断固としてやるつもりです。
情報自由法に基づいた訴訟で、彼らが、やっていることを見てください。
彼らは、それに抵抗し、それと戦っています。
こうした裁判は、何年も続いていくことになります。
彼らは、それと戦うつもりです。
彼らは、抵抗するつもりですし、判決をひっくり返すことについて論じています。
ですから、これは、本当に簡単には行かないのです。

どうなるかというと、ドルが機能するのをやめた時に、劇的な変化があると思います。
あらゆる手を尽くして、彼らは、私たちと戦うつもりでしょうし、
� �らは、これを、とてもとても難しくすると思います。
彼らは、金貨や銀貨を用いることを要求する人たちを、
さらに刑務所に入れる方法を見つけるでしょう。
急激なインフレが進むでしょうし、高い金利になると思います。
私たちは、もっと、これに取り組む必要がありますし、
彼らは、信頼性すべてを失うでしょう。
それに、お金を刷ることは、そんな助けにはならないのです。
お金を刷れば刷るほど、これは悪化します。
現在、彼らは、このシステムを継ぎ合わせようと、お金をたくさん刷りました。
ある意味、彼らは、これを継ぎ合わせました。
しかし、彼らは、不良資産すべてを、納税者のところに投げ捨てたのです。
そんなことをして、豊かな国には、なり得ないのです。
それは、悪 い結果にならざるを得ません。

2009年10月17日、ロン・ポール、Saturday Night with Dimitri

興味深いのは、FOIA(情報自由法)に基づいて、
この真相に迫ろうという試みがなされました。
法律は、連邦準備制度を除外していませんが、
裁判所で、いくらか進展があるようで、これについて、いくつか訴訟がありました。
判決のひとつは、帳簿を開示しなければならないと言い、
別の判決は、開示しなくていいと言いました。
裁判所では、そういうふうに進んでいます。

なぜ、彼らが、除外されねばならなかったのか、理由はないわけですが、
いかに彼らが独特であるか、通常の監視から除外されてきたことは、
驚くべきことではありません。

2010年1月11日、Fox Business

 

フォックス・ビジネスが、もともと、この訴訟を起こしたのは、一年ほど前のことです。
情報自由法(FOIA)に基づいて、連邦準備制度に請求すると、拒否されたため、
我々は、2008年11月に訴訟を起こしました。
2009年7月に、我々は、フォックス敗訴の判決が下りました。
それから、我々は、上訴しましたが、本日、フォックスを代理する弁護士が、裁判所に対して、
なぜ、フォックス・ビジネスの質問に、連邦準備制度理事会が答えるべきなのかを説明します。

2010年2月19日、ロン・ポール、CNBC

これは、経済を中央計画しなければならないという理論に基づいています。
私は、自由市場を信じています。
しかし、この、経済計画は、結構なことで、連邦準備制度が、それを担� ��するんだと。
彼らが、金利を操作するんだという考え方、ああ、彼らは、金利を0.25%上げるのかと。
それを、ビジネス番組の放送局が、そんなに容易く受け入れてしまうのを聞いて、
私が驚かされます。
銀行たちは、いまなお、ただで、彼らのお金を手に入れています。
彼らは、自分たちの悪い担保すべて、連邦準備制度に放り出すことが出来ます。

ですから、これは、邪悪なシステムです。
これは、不道徳であり、これは、悪い経済学であり、これは、憲法に反しています。

私は、市場に、金利を設定してもらいたいのです。
私は、私たちの預金について、市場の金利が欲しいのです。

私は、経済に対する干渉が嫌いなのです。
私たちは、資本主義にはなっていませんよ。
私たちのは、� ��済に対する干渉主義です。
私たちのは、クローニー・キャピタリズム(政府が仲間内を益する政策を取る資本主義)です。
私たちには、自由市場は、まったくありません。

2010年2月24日、ベン・バーナンキ、下院金融サービス委員会

  

議員、あなたが具体的に主張なさったことは、まったく奇っ怪なものだと思います。
およそ、お述べになったようなことは、私は、まったく、何も知りません。

2010年2月27日、ロン・ポール、ジキル島 ※

 

彼は、ずうずうしくも、私たちが、奇っ怪な考えを持っていると言いました。
私たちではなく、彼こそ、奇っ怪な考えを持っている人物だと、いつか証明されると思います。

2010年3月19日、第二巡回控訴裁判所、ブルームバーグ合資会社 対 連邦準備制度理事会

 Dennis Jacobs(第二巡回控訴裁判所・主席判事)

FOIA(情報自由法)に基づく開示が要求するものと、
その適切な制限は、議会が規定する事柄です。
議会によって書かれた法令は、
理事会が、我々に、そう読み取るよう要請した、
免除のための根拠は定めていません。
理事会は、そのような免除が、国益にかなうと確信しているのであれば、
法令を修正するよう議会に要請するべきです。

連邦地方裁判所の判決を支持します。

2010年3月25日、ロン・ポール、下院金融サービス委員会

ようこそ、バーナンキ議長。
2月24日に、ここで、ハンフリー・ホーキンスの会合(FRB議長の議会証言)をやりましたが、
私は、連邦準備制度が、過去に行ってきた、いくつかの事柄について尋ねました。
あ� �たの発言には、あなたが、私の言ったことを、
「とても奇っ怪」だと見なしたということが含まれています。
フランク委員長が、その後で、書簡を送って、
あなたが調査して解明するように要請しています。
私の懸念を正確に提示できるよう、私たちが、これを解決できるか、
あなたと私が協力するという提案もありました。
私には、もちろん、その用意がありますが、
私たちが、この、フランク委員長の提案を実行に移せることを願っています。

同じく言っておきたかったことは、3月19日の、マンハッタンでの、
合衆国控訴裁判所の判決についてです。
ブルームバーグが、情報自由法(FOIA)に基づいて、
危機の間に貸し出している2兆ドルに関する情報を求めて、
起こした訴訟だと思います� �、またもや、連邦準備制度が敗れたからです。

もちろん、それは、下級裁判所で判決が出て、それを、控訴裁判所が支持したのですが、
連邦準備制度が、裁判所で用いた主な論拠は、ここ、公聴会においてと同様、
もしも、それらの貸出が、どこに行っているのか、それらの銀行たちについて、
私たちが、知ったら、それらの会社たち、銀行たちは、汚名を着ることとなり、
彼らの評判を傷つけて、私たちの問題を悪化させるのだと。

私は、その論拠を、まあ、理解できるというか、それに賛同はしませんが。
ある意味、それは、証券取引委員会(SEC)が、何のために存在するのかという、
その考え全体に異を唱えることだからです。
彼ら(SEC)は、会計処理を見たいと思っています。
彼らは、情報 を隠したいとは思っていません。
もしも、それをやれば、もしも、前線に出ないなら、それは、投資家を欺くことです。
それで、もしも、それを正しく行わなかったら、彼らは、詐欺で告発されます。
しかし、連邦準備制度は、もしも、会社が、厄介なことになっていたら、
銀行が、厄介なことになっていたら、我々は、それを顧客に知られたくないんだという、
異なる立場を取っていることは、道理にかなっていないように思われます。
ですから、私は、これは、かなり挑戦的なことだと思います。
なぜなら、どうなっているのか、特に、この金融危機で、どうなっているのか、
それを明らかにすることが、アメリカ国民(ピープル)の望んでいることなのですから。

3月19日に判決が出たこの訴訟を、� �つか、上訴するのかどうかも、興味があります。
納税者は、知りたいだろうと思いますよ。
連邦準備制度は、実際、どれくらい、弁護士たちに費やしているのだろうかと。
きっと、たくさんの弁護士たちがいるのでしょうけど。
あなた方は、議会に来て、そのための予算を得る必要もありませんし。
ですから、私は、どうやって、それを支払っているのか、
どれくらい、支払っているのか、知りたいです。

2010年4月1日、ロン・ポール、Lew Rockwell Show

 Lew Rockwell

さかのぼれば、彼らが、ジョージア州のジキル島で、連邦準備制度を企画しました。
それは、あなたも語っておられるようにです。
しかし、議員たちは、連邦準備制度の透明性という、
あなたの考えを、どうにかすると感じませんか?
この中央銀行が行っていること、
彼らが、どれほど、そのすべて隠したいと思っているかについて、
アメリカ人に警告し、アメリカ人を引き込み、アメリカ人を激怒させたということでは、
すでに驚くべき成功であったと感じませんか?

 Ron Paul

ええ、私は、立法で、法律の形式上で、どうなろうとも、
私たちは、ものすごく、勝っていると思います。
そのうえ、もしも、私たちが、これを可決させたら、
私たちは、大統領が、それに署名するかどうか、心配しなければなりませんが、
おそらく、彼は、署名声明で、それに署名するでしょう。
もしかしたら、これを決して実施させるなと。
しかし、その他に、連邦準備制度は、裁判所で戦うことになります。
ちょうど、情報自由法(FOIA)の訴訟と戦っているようにです。
そこでは、彼らは、ちょっと負けてすらいますが。

私は、連邦準備制度が、容易に諦めるとは思いません。
私には、本物の監査なら、その前に、彼らが記録を破棄しているのが見えます。
しかし、ご指摘のように� ��この本当の利益は、
連邦準備制度を、一般大衆(パブリック)に晒したことです。
これは、とてもとても健全なことです。
なぜなら、私は、この大混乱を減速させるべく、私たちに出来うる、あらゆることをやるべきだ、
私たちは、前向きな変化をもたらすべく、出来ることをやるべきだという想定で活動しています。
しかし、同じく、私は、彼らが、さらに進んで、ドルの崩壊か、さらなる財政混乱で、
私たちを破産へと駆り立てるという想定でも活動しています。
その時には、知識のある人々が多いほど、私たちが、健全なお金を用いるしかないと、
なぜ、紙幣が、うまく機能しないのか、人々に理解させる見込みが高まります。
そこが、私たちが、進展しているところです。
ご存じのように、大 学のキャンパスは、この論点で、盛り上がっています。
さらにたくさんの人々が、オーストリア学派の経済学を勉強することに、
興味を持っていることも、私は知っています。
ですから、私は、ワシントンの外側で起こっていることに、とてもうれしく思っています。
私の考えでは、それだけが、最終的に本当に重要なものなのですから。

2010年7月1日、ロン・ポール

 

昨日、下院本会議場において、私たちは、
金融改革を扱う両院協議会の報告書について、投票を行いました。

上院との協議後、法案が、戻ってきました。
その法案の下院版には、連邦準備制度の監査条項、
下院法案第1207号が入っていたのですが、
それが、両院協議会で取り除かれました。

それで、法案が、下院本会議場に戻ってきた時に、
共和党には、その法案を修正するチャンスが一つありました。
それは、再付託の動議と呼ばれていますが、
私たちは、再び、付け加えることが出来るかどうか、
下院法案第1207号(H.R. 1207)を法案に含めることが可能でした。

そこで、興味深いことが起きました。
なぜなら、ご存じのように、私たちは、
下院法案第1207号に、320名の共同提出者がいました。
それは、かなり容易に、委員会を通過して、 ※
本会議場でも、一度目は、それに対する異議はありませんでした。 ※


オゾンホールはどこにいる

しかし、今、私たちは、下院本会議場で、
それを再度、付け加えるチャンスがあったのに、
共同提出者のうち、114名の議員が、それに反対票を入れたのです。
彼らは、それを含めないほうに投票したのです。

これは、まったくの驚きだということはありません。
そういうふうにして、このシステム(制度)が動くことが、しばしばだからです。
議員たちは、ころころと考えを変えます。
しかし、連邦準備制度が、とても力のある機関であるということの反映でもあります。
彼らは、こういう投票に影響を与えることが出来ます。

しかし、それでも、悲しいことは、この重要な、人々が本当に関心を寄せていて、
大変な意義を有� �る法案の共同提出者が、突然、態度を変えたことです。
連邦準備制度が行っていることを監督、監視、知ることは、とてもとても重要です。
人々が、それを知りたがっています。
透明性は、とても重要です。
しかしながら、それが、下院本会議場で否決されました。

今のところ、私たちは、完全な監査が手に入らないようです。

しかし、このことから、もたらされた、たくさんのものを得たことは確かです。
連邦準備制度は、完全には逃れられません。
従来にも増して、この国の人々(ピープル)は、
連邦準備制度が、とてもとても重要であることを知っています。
私たちの直面している問題は、彼らに責任があることを知っています。
彼らが秘密のうちに活動していることを知っています。
アメリカ国民(ピープル)は、それについて知りたいと思っています。

ですから、彼らは、この一つの戦闘に勝ったかもしれませんが、
この戦いに勝つことは出来ないのです。
なぜなら、彼らの行っていることが、私たちに計り知れない影響を与えますから。
この法案(金融改革法案)は、実際には、連邦準備制度に、さらなる権限を与えるからです。
減らすのではなく、規制者たちに、さらなる権限。
彼らを秘密にしておく、さらなる取り組みなのです。

したがって、私は、長期的には、これは、とてもとても有利になると見ています。
ですから、金融改革と透明性を信じている人たち、
私たちは、正直な金融制度が、私たちの手に入るまで、
連邦準備制度について、精力的な活動を続けていくこ とでしょう。

私たちは、正しい方向に向けて、大きな一歩を踏み出したのです。
若い世代が、金融改革に、たいへん興味を持っています。
この改革に取り組むのは、若い世代です。
人々が、中央銀行、連邦準備制度について、
オーストリア学派の経済学を読んで勉強しています。
ですから、長期的には、あらゆる理由で、楽観的になれます。
しかし、お分かりように、今この時点においては、そうではありませんが。
きっと、もしかしたら、選挙の後、来期の議会で、もっと期待を抱けるかもしれません。

2010年7月29日、即時発表「ポールが証券取引委員会透明化法案を提出」 ※ ※

銀行システムの問題を直すとして売り込まれた法律が、
実際には、それを悪化させ、証券取引委員会(SEC)や、連邦準備制度(Fed)のような、
私たちに役立たない機関に、さらなる隠れ場所と権力を与えるというのは、
予想外ではないにしても、残念なことです。
これからも、もっと有害な、こういう条項が、たくさん明るみに出てくるだろうと思います。
この大規模で誤り導かれた法律がもたらす被害を元に戻すには、かなりの仕事を要します。

2010年11月6日、ベン・バーナンキ、ジキル島 ※

「量的緩和」や資産購入が、なにか全く異質な、
新しい、奇妙なものだという認識が、世の中にあります。
いったい何が起こるのか分からないとか。
予期しない、予想できない政策だとか。

まったく反対です。
これは、金融政策に過ぎません。

私は、ミルトン・フリードマンを受け継いでいるのです。
ミルトン・フリードマンが、我々に行わせるであろう、
すべてのものを我々は行っていると思っています。

インフレが、高すぎることは望みませんが、
インフレが、低すぎることも望みません。

2010年9月18日、マーク・ファーバー、Hera Research ※

 Marc Faber

解決策は、基本的に、政府が立ち退いて、経済への干渉をしないことです。
連邦準備制度に、この危機を招いた責任が部分的にあることに、
異議を唱える経済学者たちがいます。
債務は問題ない、赤字は問題ないと告げる経済学者たちがいます。
彼らが、絶えず、自由市場への干渉を続けることを望んでいます。

おや、すでに、干渉で、これほど多くの間違いを犯しておいて、
今後、あなた方の干渉が、何かを改善すると思っているのですか?
アインシュタインが、狂気とは、何度も何度も同じことを繰り返し行い、
異なる結果を期待することだと定義しています。

しかし、こうした経済学者たちと連邦準備制度は、
財政措置と、さらなるお金の印刷での、さらなる干渉によって、
自分� �ちが、事態を改善すると思っています。
いいえ、彼らは、改善しません。
彼らが、さらに事態を悪化させます。

連邦準備制度は、ハイパーインフレを創り出したいとは思っていません。
バーナンキ氏は、無能かもしれませんが、
それ自体、彼が、邪悪な人間であるということではありません。
私の意見では、彼は、ただ、中央銀行家になるのに十分な知識を持っていないだけです。
誤り導かれた経済理論を持っているのです。

2010年10月30日、正気を取り戻すための集会にて

 

あなたに、質問です。

彼が、アメリカ人じゃないって言いたいわけ?

彼は、ハワイで生まれて、それは、アメリカの州だから、
法律的に、彼は、畏敬すべき大統領です。

可能性はあるね。
と言っても、人を裁く気はないけど。

いいえ、絶対に違うわ。

重要なことじゃないよ。
重要なのは、彼の物の見方であって。
我々のほとんどは、ドイツ、イタリア、異なる国々から来たのだし。

こんなプラカードは、愚かよ。

私は、実際、個人的に、彼の経済政策が何なのか分からないね。
だから、その質問には、答えられません。

私は、ケニア人って言ってるのかと思ってたわ。

 

オバマは、ケインジアン(ケインズ主義者)?

2010年11月12日、ロン・ポール、Fox Business

 Stuart Varney

あなたは、連邦準備制度の監査を望んでおられます。
連邦準備制度を経て、どこに、どの銀行に、我々のお金を投入しているのか、
それが、あなたが、知りたいことですか?

 Ron Paul

ええ、そして、彼らが、他の中央銀行たち、他の政府たちと、秘密で行っているものもです。
なぜなら、彼らは、国際的な金融機関たちと、協定できるからです。
もしも、彼らが、貸出や保証を与えているなら、それは、とても重大です。
ですから、少なくとも、私たちは、ある通貨たちを下支えするために、
国際的に、どんな協定が用いられているのか、あまり理解してないのです。
彼らは、たくさん悪さ出来ます。
というのは、これほど多くの外国人たちが、
私たちの債務を買おうというのは、私には、かなりの驚きです。
私たちの連邦準備制度と結んでいる見返りの協定があるのではないかと思います。

 Stuart Varney

議員、彼らは、あなたが要求する情報を提供するのを拒むでしょう。
そこで、実際、出て行って、こうした記録に召喚状を発する、対決の準備はなさっていますか?
あなたとベン・バーナンキの間、議会と連邦準備制度の間での、対決になりますが。
おっしゃていることを聞いていると、それが、やってくると思われます、議員。

 Ron Paul

ええ、確かに、そうなり得ますが、それは、始めるやり方では、ほとんどありません。
それは、私たちが持っている権限ですが、私たちも、彼らが行うことは知っていますから。
それは、情報自由法(FOIA)が、連邦準備制度から情報を得るために用いられた時に、
まさしく、彼らが行ったことです。
彼らは、それと戦います。裁判所に持っていきます。
そして、一般的に言えば、裁判所は、中央銀行に対して、
必ずしも、国民(ピープル)の味方ではありません。

2010年12月2日、ロン・ポール、Bloomberg Businessweek ※

 Ron Paul

議会と連邦準備制度の間には、政治的に癒着関係があります。
共和党の指導部は、連邦準備制度の影響を受けて、
長年、私をそれ(委員長職)から遠ざけておくことに努めてきました。
今回は、そうはならないでしょう。

2010年12月2日、フィル・マティングリー、Bloomberg Businessweek ※

 Phil Mattingly

彼の予測は、早計かもしれない。
共和党の指導部の補佐官たち五名が、決定は最終的でないゆえに匿名でだが語っている。
次期下院議長のジョン・ベイナーが、ポールが委員長になるのを阻止するか、
なるならば、身動き出来ないようにしておく方法を話し合っていると。

小委員会の委員長を誰が務めることになるのかの決定は、
早ければ8日に、ベイナーが手伝うが、もしも、ポールを拒絶すれば、
ポールを英雄(ヒーロー)と見ている何十の若手議員たちと、
何千の草の根の支持者たちを相手にしなければならなくなるかもしれない。

2010年12月8日、ロン・ポール、Freedom Watch With The Judge

 

 Andrew Napolitano

1月には、共和党が、下院を掌握します。
あなたは、下院の国内金融政策小委員会の委員長になる線にあるのでしょうか?
もし、そうであっても、あなたが、委員長職に就くかどうかは、
共和党の指導部が、決めるのでしょうか?

 Ron Paul

基本的に、そうです。
金融サービス委員会の委員長になるスペンサー・バッカスが、
今日、私に口頭で、私が、その小委員会の委員長になると告げました。
彼は、私を筆頭委員に任命した人ですし、彼は、自分の信念を守ります。 ※
私が、その委員会の責任を持つだろうと、彼が言いました。

2010年12月9日、ロン・ポール、即時発表

この小委員会(国内金融政策小委員会)の委員長に指名されたことに、
私は、とてもうれしく、そして、わくわくしています。
私は、1970年代に、インフレとドルについて心配したために、初めて議会に立候補しました。
今そう信じているように、当時、私は、抑制のない通貨膨張が、
アメリカの経済と私たちの生活水準に大変な危険をもたらしていると信じていました。
それ以来、数十年で、私たちは、連邦準備制度による通貨供給量の拡大が、
いかに、私たちのドルの価値をむしばんでいるかを見てきました。
また、私たちは、いかに、連邦準備制度が、議会と協調して、
ほとんど信じ� �れない量の債務を財務省が負えるようにしてきたかを見てきました。

2010年12月9日、バーニー・フランク(委員長・民主党)、Bloomberg Television ※

 

これは、興味深いです。
共和党にとっては、方向転換です。
2003年、2005年、共和党が多数党だった時、
彼(ロン・ポール)が、委員長になる線にあったのに、彼らは、そうしませんでした。 ※
彼らは、一度は、小委員会を廃止し、合併したのです。
ですから、これは、共和党のなかでの方向転換を示しています。

率直に言って、ほとんどの共和党の下院議員たちも、
ロン・ポールとは、意見が合わないでしょう。
これは、彼らが、いくらか厄介事を抱えるかもしれないことを暗示していると思います。

共和党内部で、かなりの論争を見ることになると思いますよ。
私は、連邦準備制度に対するロン・ポールの見解が、
ほとんどの共和党員たちの見解を代表しているとは思いませんから。

2010年12月10日、ロン・ポール、Bloomberg

 

 Ron Paul

これは、私に強い力があるというようなことではありません。
私の思想には、強い力がありますが、私に、強い力はありません。
委員会の委員長もいますし、下院議長もいるのです。
私は、現実主義ですから、それが何を意味しているのか分かっています。
しかし、私は、思想の強力さも知っているのです。
それが、広がるものです。
昨年、連邦準備制度の監査に、320名の共同提出者を獲得させたのは、
私の政治力ではありません。
それは、この思想の力だったのです。
それが、彼らの心配するべきものです。
なぜなら、私たちは、思想について話をし、
連邦準備制度と紙幣の間違った考えを証明するつもりですから。

 Betty Liu

議員、ベン・バーナンキとは会ったことがあるのですか?

 Ron Paul

個人的には会ったことはありません。
それなら、たぶん、私は、握手するでしょうけど。
私が、彼と会ったのは、委員会の公聴会だけです。
まだ、私は、朝食に招待してもらったことはありません。

 Betty Liu

アハハ、分かりました。
今は、より強い権限を獲得されたと思いますし。

 Ron Paul

もしかしたら、してもらえるかも。

 Betty Liu

あなたが、そう出来るかも。

2010年12月14日、ロン・ポール、CNN

 

私たちは、おそらく、さらに多くの公聴会を開きます。
この(小)委員会は、ぜんぜん重要でない委員会だと考えられてきました。
ずっと完全に無視されてきたのです。
しかしながら、私にとって、金融政策は、とても重要なものです。

ですから、たくさんの公聴会を行うつもりです。
私たちは、金融政策を見るでしょう。
救済で何があったのか、今後、何が行われるのかを見るでしょうし、
QE3やQE2(量的緩和第二弾)、活動全体、そして、この与えている責務も、
連邦準備制度が、失業率に責任を持つべきなのかどうかについて話し合うでしょう。


もちろん、それ(連邦準備制度の監査法案)を引き続き行います。
言わないでは済みませんから。
私は、長い長い間、その法案を提出してきたのです。
そして、私たちは、大きく進展しています。
昨年は、320名の共同提出者を得たのです。
私たちは、それを下院版には入れたのです。 ※
ですから、私たちは、これを続けるつもりです。
私たちは、とても多くの新人議員たちの強い支持を得るでしょう。
彼らは、アメリカ国民(ピープル)が、連邦準備制度の、
さらなる透明性を望んでいることを分かっていると思います。

私が、連邦準備制度の廃止を成し遂げるでしょうか、いいえ。
そうはならないでしょう。
連邦準備制度が、自らを終わらせるでしょう。
私たちのお金を破壊するでしょう。
債券バブルが破裂する時、私は、それが、すでに漏れ始めていると思いますが、
ドル危機が来ます。
連邦準備制度は、日ごとに、信頼性を失っていっています。
過去二年、三年で、どれだけの信頼性を失ったか、ちょっと考えてください。
さらにもっと失うことでしょう。

で� �から、一人の個人が、こうしたことをもたらすのではありません。
私は、連邦準備制度を理解し、金融政策を理解するための一助となっていますが、
今、これをさらに他の多くの人々に理解させるのに、さらに良い立場に着きます。
そして、それが、過去二年、三年に起こってきたことです。

私は、政治力よりも、思想が、いかに結果をもたらすか、かなりよく理解しています。
私は、政治力が解決策であるという前提では取り組んでいません。
もしも、それが、当てはまるならば、私には、たくさんの年功があります。
もしも、私が、ここで、その駆け引きをやっていたら、
私は、委員会の委員長になれたでしょうし、政治力も持てたでしょう。

しかし、私は、それが、本当の変化(チェンジ)が来� �やり方だとは思いません。
本当の変化(チェンジ)は、考え方が変化(チェンジ)する時、
理解と教育が変化(チェンジ)する時に来るのです。

 

2011年1月26日、ロン・ポール、「連邦準備制度透明化法案2011年」を下院に提出

 Ron Paul

下院法案第459号 ※

法案名: 合衆国監査院長による連邦準備制度理事会と連邦準備銀行たちの
       完全な監査を2012年終わりまでに要求する等。

共同提出者: 55名

2011年1月26日、ランド・ポール、「連邦準備制度透明化法案2011年」を上院に提出

 Rand Paul

上院法案第202号 ※

法案名: 合衆国監査院長による連邦準備制度理事会と連邦準備銀行たちの
       完全な監査を2012年終わりまでに要求する法案等。

共同提出者: 2名

2011年1月26日、ロン・ポール、連邦議会議事録 ※

議長、私は、連邦準備制度透明化法案を提出いたします。
連邦準備制度は、その100年近い歴史を通して、
アメリカ・ドルをほぼ完全に破壊してきた責任があります。
1913年以来、連邦準備制度の金融緩和政策によって幇助されて、
ドルは、その購買力の98%以上を失いました。
一生懸命に働いているアメリカ国民が、
どんどん自分たちの蓄えをインフレによって蝕まれていくのを見ているのに、
私たちは、議会として、いつまで、ぼけっと突っ立ってるのですか?
インフレから利益を得るのは、多額の支出を行う政治家たちと、
政治的に優遇されている銀行家たちだけです。

連邦準備制度を監督する提案は、とっくに真剣に議論されていてしかるべきものです。
私は、連邦準備制度に対する、 もっと有効な監視と監査の長年にわたる主張者でしたが、
そのような提案を唱えた最初の議員では決してありません。
たとえば、ライト・パットマン委員長や、ヘンリー・B・ゴンザレス委員長のような、
尊敬されていた銀行委員会の委員たちが、
連邦準備制度とその透明性の欠如に対する批判を率直に語っていました。

連邦準備制度は、その設立以来、その活動に対する、
十分な調査または監視を受けることなく、常に、暗がりの中で活動してきました。
それは、連邦準備制度が政治的圧力を受けるのを減らす意図であるというのが、
従来の言い訳でしたが、実際には、連邦準備制度は、うまい具合に政府と対を成しています。
ドルの強さについて、連邦準備制度に尋ねる時は、いつも、彼らは、財務省� ��差し向けます。
そして、その逆も、また同様です。
連邦準備制度は、一方で、政府機関の特権を数多く持ちながら、
民間組織の利点も保持しています。
たとえば、情報自由法(FOIA)からは、大部分、遮断されているのです。

連邦準備制度は、外国の中央銀行たち、政府たちと協定を結ぶことが出来ます。
そして、政府監査院(GAO)は、そうした協定を監査することを禁じられています。
どうして、政府の設立した機関が、その警察が、連邦法執行の権限を持っていて、
その発行券が、この国で法定通貨の地位を得ているのに、何の監視も受けずに、
海外の大国たち、外国の銀行機関たちと協定を結ぶことを許されなければならないのですか?
とりわけ、連邦準備制度は、外国の中央銀行たちと、スワ ップ枠を運営し、
何千億ドルの救済を外国の商業銀行たちに提供しているのですから、
欧州中央銀行、国際決済銀行、その他の外国機関たちとの、
連邦準備制度の交渉は、ますます綿密な調査に向き合うべきです。
なにより、彼らは、外交政策に、著しい影響を及ぼしているのですから。
ヨーロッパでの通貨危機や、連邦準備制度が、外国の政府たちを下支えしたり、
ヨーロッパの債務に投資しているアメリカの銀行たちを救済したりする可能性を考えると、
この論点は、特に、差し迫った関心事です。

連邦準備制度の資金供与制度と、財務省との連邦準備制度の協定は、見直されるべきです。
連邦準備制度の供与制度に資金供給する財務省の補足融資勘定によって、
財務省が、政府監査院(GAO)もし くは議会の監視を受けずに、
ウォール街にお金を注ぎ込めるようになっています。
何兆ドルの無価値の債務を銀行たちの帳簿外に移すことで彼らを助成してきた、
住宅ローン担保証券買い取りプログラムのみならず、
連邦準備制度が、金融資産価格を人為的に膨らませ続け、
まずい業績の金融会社たちを助成できるようにしてきた、
追加の資金供与制度も、綿密に調査されるべきです。

連邦準備制度透明化法は、連邦準備制度に対する、
政府監査院(GAO)の監査に課せられている制限を取り除き、
連邦準備制度の業務を、いっそう綿密な調査に開くものです。
私たちは、公職者たちが、常々、透明性の利益を賛美し、
連邦準備制度、その金融政策、その資金供与制度の不透明さを嘆いているのを聞� ��ています。
連邦準備制度のすべての業務を政府監査院(GAO)の監査に開示し、
そのような監査が2012年終わりまでに完了するよう要求することで、
連邦準備制度透明化法は、大いに切望されている、連邦準備制度の透明性を達成します。
議員の皆さんに、この法案を支持するよう要請します。

「連邦準備制度透明化法案2011年」の現在の共同提出者

下院: ロン・ポール+123名 ※
上院: ランド・ポール+3名 ※

2011年2月11日、ロン・ポール、CPAC

 

サミュエル・アダムズの意見で締めくくりましょう。
彼が、こう言っています。
私たちが、多数派でなくても、それは、心配するなと。
私たちに必要なのは、人間の精神(マインド)に、
自由(リバティー)の野火を広めることに熱心な少数派だけだと。
それが、私たちが行う必要のあることです。
これだけは確かです、野火が燃えています。
彼らには、その野火を鎮圧できません。
それは、燃え、それは、広がり、人々が、わくわくしています。
いったい、真の自由(リバティー)とは、何なのか、
市場の自由、個人の自由とは、何なのか、
それは、外交政策において、何を意味しているのか、
それは、私たちの伝統、アメリカの伝統� ��おいて、何を意味しているのか、
それが、何を意味しているかは、
憲法が、確認しているから、与えているから、私が言っていることで。
憲法のなかには、連邦準備制度を持つ権限はありません。
福祉国家のための権限もありません。
警察国家のための権限もありません。
それは、ありません。

ですから、私たちが、皆、自由(リバティー)の理想を促進する、
個人的責任を引き受けるべきです。
私たちは、浮かぬ顔をするべきではありません。
私たちは、明日が、何をもたらすのか、正確には知らないのですから。
しかし、私が知っているのは、努力する価値があるということです。

 

自由(リバティー)を守ろう!

1981年、マリー・ロスバード、ロン・ポール著「金(ゴー ルド)、平和、繁栄」序文 ※

 Murray Rothbard

ロン・ポールは、さまざまな意味で、最も特異な政治家である。
まず第一に、彼は、実際、自分が何について話しているのかを分かっている。
彼は、ただ、金本位制を支持しているのではない。
彼は、自分が、なぜ、それを支持しているのか分かっていて、
彼は、インフレの真の本質、どのようにインフレが働いているのか、
どのようにして、インフレの信用拡大が、好況と不況をもたらすのかについて、
最も高度で複雑な経済的洞察に精通している。
なおかつ、ロンは、そうした複雑で極めて重大な洞察を取り上げて、
それを、経済専門家でない読者に対して、
明白で分かりやすく効果的な言葉で提示する卓越した能力を持っている。
彼の経済学は、まったく健全そのものである。

し� ��し、さらに重要なのは、道徳原則に口先だけで同意しているのではないゆえに、
ロン・ポールが、特異な政治家であることだ。
彼は、自分の頭(マインド)と心(ハート)で、道徳原則を信じ、
そのために、情熱的に、そして、有効に戦っている。
一組の彼の道徳原則において優先されるのは、個人の自由(フリーダム)、
暴行と攻撃から解放される個人の自然権、そして、自由市場で稼いだ財産を保持し、
それを没収する税金と政府の規制によって盗まれない権利の不可欠な重要性である。

ロン・ポールは、要するに、それくらい希有なアメリカ人であり、いっそう希有な政治家である。
この国の建国者たちによって戦われ、確立された自由(リバティー)の原則を深く理解し、
そのために闘っている のである。
彼は、健全な経済学、道徳原則、個人の自由(フリーダム)が、
継ぎ目のない織物のように、すべてが調和していると理解している。
それらは、別々にすることは出来ず、それらは、一緒に並び立つか滅ぶかなのである。

ロン・ポールは、この自由(リバティー)のシステムの三つの部分すべてが、
何十年もの間、深刻な攻撃を受けてきたこと、
そして、その主要な問題が、連邦政府自体であることを理解している。
政府は、組織立って、財産権を蝕み、侵害し、
より高く税金を、より多く厄介な規制を積み上げ、
最も隠されているゆえに、最も邪悪なことに、
インフレを通して、ドルの価値と、我々の貯蓄すべての価値を蝕んできた。
カリフォルニア州民が言うように、「時代の流れ� ��従う」とか、
うまくやっていくために従うとか、肩をすくめて甘んじないから、
ロン・ポールは、特異な政治家なのだ。
彼は、原則を持つ人であるだけでなく、信義を重んじる人でもある。
だから、彼は、政治の世界に入ってからも、それについて行動を起こしてきた。
彼は、ときには、単独で、我々の自由のために、我々の貯蓄のために戦ってきた。

インフレは、ロン・ポールが指摘するように、
政府の合法化した偽金作りの制度同然のものによって、
政府が絶え間なく新しいお金を創り出すことによって引き起こされる。
しかし、そうであるなら、なぜ、ただ、政府に、お金の創造を止めるように要請しないのか。
なぜ、彼らの行為の悪い結果を、我々の統治者たちに指し示さないのか。
し� �し、ロン・ポールは、この種の教育、いや、圧力ですらも、
それだけでは、うまく行かないことを理解している。
というのも、我々は、無知な、誤り導かれた人たちだけに対処しているのではなく、
致命的な制度(システム)に対処しているのである。

それは、このように言える。
どんな人や集団に権限を与えても、その権限を用いる傾向がある。
その権限が、本質的に乱用されるものであれば、その権限は、乱用される。
我々の現在の制度(システム)は、連邦政府と、その連邦準備制度に対して、
偽金作りの無制限な権限を与えている。
問題は、もしも、連邦準備制度が、偽金作りの権限を持っていれば、
必然的に、その権限を用いることである。
なぜか?
偽金作りの権限は、魅力的過ぎ� ��からである。
お金を創り出す権限は、お金のために働くよりも、お金を刷るほうが、
はるかに魅力的であるということを意味する。
それは、偽金作りをする者は、自分の債務を払い、さらなるお金を使い、
自分のお友達や仲間に、さらなるお金を与えることが出来るという意味である。
政府の場合、偽金作りの権限は、政府の債務を、税金を取り立てることなく支払えること、
政府の支出を増やせること、政治的同盟者を買って維持できることを意味している。

偽金作りの権限は、乱用する権限である。
それを、もっと穏やかに使ってくれと、政府に要請するのは、十分でない。
その権限は、取り除かれねばならない。
偽金作りは、詐欺である。
いかなる者も、偽金作りの権利を持つべきではな� �。
とりわけ、政府は、歴史を通じて、偽金作りの記録は、実際、真っ黒である。
お金と銀行業は、国家から分離していなければならない。
ちょうど、教会と国家が、アメリカにおいて分離しているように。
ちょうど、経済と国家が、分離しているべきであるように。

この必要な改革に欠かせないのは、
自由市場そのものによって生産された有用な製品であるお金に戻ることだ。
どの社会においても、市場において、人々は、自発的に、
お金として使用するのに最も便利な、一つか二つの商品(コモディティー)に到達する。
何千年もの間、金(ゴールド)が、無数の社会によって、そのお金として選ばれてきた。
市場の商品貨幣(コモディティー・マネー)に取って代わる唯一のものが、
今、残念 ながら、我々の持つものである。
政府によって発行され、「お金」と呼ばれている紙券だ。
ドル、フラン、ポンド、スターリング、その他、
紙券が、政府によって発行されて以来、政府は、恣意的に選んだ量を発行できる。
偽金作りが、この制度(システム)のなかに組み込まれている。
それゆえに、インフレと、その結果生じる通貨の破壊もだ。

インフレという邪悪に対する唯一の真の解決策は、お金を国家から分離することである。
中央政府によって発行された紙券ではなく、
再度、お金を市場の商品(コモディティー)にすることだ。
再度、ドルは、元々の、事実上、国営化されるまで、そうであったものにしなければならない。
再度、ドルは、ただ、ある重量単位の金貨の名称にしなければな らない。
この種の根本的な改革のみが、インフレの惨害を治すだろう。
ロン・ポールは、公人として、問題を本当に理解し、
それを治すために進んで戦っている少数者の一人である。
私は、この小冊子の序文を書けることを、本当にうれしく思う。




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