Google 使用許諾 – マップ/Google Earth に関するガイドライン
Google マップおよび Google Earth の地図や航空写真/衛星画像といったコンテンツ(本ガイドラインでは以下「対象コンテンツ」といいます)の利用に関心をお寄せいただきありがとうございます。対象コンテンツの所有権は Google またはその供給業者に帰属します。このガイドラインは、ユーザーが行おうとする対象コンテンツの使用が認められるかどうか、Google およびその供給業者の権利帰属を適切に表示する方法、および対象コンテンツの使用許諾を申請する必要がある場合についてのユーザーの判断を助けるとともに、その他の役に立つヒントを提供するものです。
利用規約: ユーザーが行おうとする対象コンテンツの使用が認められるかどうかを判断するにあたり、ユーザーはまず、Google マップ/Google Earth 利用規約や Google Maps API/Google Earth API 利用規約といった、適用される利用規約を確認する必要があります。マーケティングやプロモーションの資料、映画、書籍、機関誌、オンライン動画ストリーミング、ラベル、パッケージ、またはその他の商品、またはその他のメディアにおける対象コンテンツの使用には、第一に当該サービスに適用される利用規約に定めるライセンスが適用されます。特定の状況において、Google は利用規約に定められていない形で対象コンテンツを使用する追加のライセンスをユーザーに許諾できることがあります。最後に、Google からユーザーにライセンスが許諾される場合のほかに、「フェアユース」の原則のもとで対象コンテンツの使用が認められることがあります。
フェアユース: フェアユースは、米国の著作権法に基づく概念で、一般に著作権者からライセンスを取得することなく特定の形で著作物を使用することを認めるというものです。対象コンテンツの使用がフェアユースと見なされるかどうかを左右する要素にはさまざまなものがあります。具体的には、使用の目的および性質、著作物の性質、使用される著作物の量、使用されることによって著作物の潜在的市場が受ける影響などです。たとえば、有料サービスでの使用と学術研究における使用には違いがありますし、1 つの地図のスクリーンショットを使用することと、1 つの国全体の詳細な地図画像を使用することには違いがあります。米国以外の国の著作権法にも同様の(ただし多くの場合、より限定された)概念があります。たとえば、いくつかの国において「フェア ディーリング」として知られる概念があります。
ユーザーによる対象コンテンツの使用がフェアユースであるかどうかの解釈を Google にお問い合わせいただくことは避けてください。Google は、Google のサービスからの対象コンテンツをユーザーが使用することがフェアユースにあたるかどうか、またはフェア ディーリングと見なされるかどうかについて判断することはできません。そのような判断には、予定している使用に関する具体的な事実をすべて考慮した法的な分析が必要です。著作物のフェアユースについてご不明な点がある場合は、弁護士に相談することをおすすめします。
本ガイドラインでは以下、Google サービス以外で対象コンテンツを使用することが認められるかどうかを判断する方法について説明します。
具体的な使用例
Google マップ、Google Earth、および対象コンテンツを使用する場合には必ず、Google およびその供給業者の権利帰属表示を付けなければなりません。いかなる場合においても、適切な権利帰属表示をせずに対象コンテンツを使用することは認められません。例外としての許諾を申請されても回答はいたしかねます。
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権利帰属表示は、対象コンテンツの下部に、著作権表示とともに表示します。例: 「© 2009 Google, Map Data © 2009 Tele Atlas」(権利帰属表示の具体的な文言は、地域および対象コンテンツの種類によって異なります)。権利帰属表示の文言は、平均的な閲覧者や読者が判読できるものでなければなりません。自動的に生成される Google ロゴおよび権利帰属表示の文言は、別途対象コンテンツの他の部分に明確に見える形で出現する場合にのみ、削除するか見えにくくすることができます。印刷物において何らかの理由で権利帰属表示を対象コンテンツ内に配置することができない場合は、対象コンテンツに直接隣接する位置に別途権利帰属表示の文言を掲載する必要があります。動画の場合は、対象コンテンツが表示される時間の始めから終わりまで権利帰属表示が画面に表示される必要があります。権利帰属表示をエンド クレジットに移動することは認められません。
下の画像は、Google Earth および Google マップで権利帰属表示が表示される場所を示したものです。
テレビ/映画/公開上映
動画の生成: 対象コンテンツをオフライン動画で使用するには、動画をエクスポートするために Google Earth プロを購入する必要があります。Google Earth 無料版のスクリーン キャプチャをこの目的のために使用することはできません。非営利団体または教育機関は、Google Earth プロの特別無料使用(英語)を申し込むことができます。
ライセンス許諾: Google は、対象コンテンツをテレビ、映画、コンサートの背景映像などの動画に表示するためのコンテンツ ライセンスを許諾しています。そのような使用をお考えの場合は、予定している使用についての情報を添えて Google にお問い合わせください。情報の内容を検討して対応いたします。手続きの迅速化のため、上記に定める適切な権利帰属表示を含む、使用を予定している該当する動画クリップまたは模擬映像もお送りください。いかなる場合でも、対象コンテンツが表示されているときに画面上に権利帰属を表示せずに対象コンテンツを表示することは認められないこと、またエンド クレジットだけでは不十分であることにご注意ください。
- テレビで使用する場合、画面下のキャプション、ネットワーク障害の告知、または画面上に同時に表示されるその他のグラフィックも関連性がわかる形で提示してください。
- 映画で使用する場合、実際にどのように表示されるのかを正確に記述または提示し、画像が画面全体に表示されるのか、それとも画面の一部として表示されるのか(パソコンのディスプレイとして表示される場合など)を明確にしてください。
- その他の使用(公開上映など)では、権利帰属表示が視聴者に十分に見えることを確認できるよう、画面の写真または模擬映像を提示してください。
予定している Google マップまたは Google Earth のオフライン使用が限定された範囲内のものであれば、「フェアユース」の概念が適用されることがあります。前述のように、Google では、ユーザーによる使用がフェアユースかどうかの判断をお手伝いすることはできません。
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ウェブ/ソフトウェア
スクリーンショット/サイト内での使用: Google マップ、Google Earth、ストリートビューなどからの対象コンテンツをご自分のウェブサイトで使用する場合、スクリーンショットをアップロードするのではなく、サイト内に対象コンテンツを埋め込むようにしてください。サイト内に対象コンテンツを埋め込むと、対象コンテンツが Google のサーバーから直接読み込まれ、適切な権利帰属表示が自動的に付加されます。コンテンツの埋め込み、Google の API などについて詳しくは、Google マップをウェブページに追加する(英語)をご覧ください。またマイマップを使用してこれを埋め込んで、地図にマーカー、線、その他のコメントを追加することもできます。埋め込んで使用する場合には、サービスの利用規約に従うだけでよく、使用許諾を受ける必要はありません(例外として、製品に関するチュートリアルやニュース記事などで製品の使用方法をデモンストレーションする場合で、コンテンツを埋め込むことができないときは、適切な権利帰属表示を付けたスクリーンショットを使用することができます)。
アクセスが限定されたサイト内での使用: 有料サイトまたはその他の制限のあるサイト(企業イントラネットなど)内で対象コンテンツを使用するには、Google Maps API Premier を使用する必要があります。非営利団体または教育機関は、特別無料使用(英語)を申し込むことができます。
Google マップまたは Google Earth へのリンク: ご自分のウェブサイトまたはソフトウェアから Google のサービスにリンクする際には、使用許諾を受ける必要はありません。Google サービスへのアクセスを促進していただければ幸いです。ただし、リンクとして Google ロゴを使用することは避けてください。
オンライン動画: Google マップまたは Google Earth から動画を作成し、作成した動画を別の動画の中で表示する際には、ご自分のサイトでホストする場合でも、YouTube のようなサービスを通じてホストする場合でも、使用許諾を受ける必要はありません。スクリーン キャプチャは認められないため、動画映像をエクスポートするには Google Earth プロを購入する必要があります。他の用途の場合と同様に、対象コンテンツに上記に定める適切な権利帰属表示を付ける必要があります。
広告: オンライン広告における Google の API の使用は、適用される利用規約のもとで認められます。対象コンテンツの静止画像を Google の許可なく使用することはできません。
GIS ソフトウェア、フライト シミュレーションなどのソフトウェアでの使用: Google マップまたは Google Earth からの対象コンテンツを別のアプリケーション内で使用するために切り取る、またはその他の形でエクスポートすることはできません。オフラインでの画像使用またはご自分のデータセットとのマッピングについては、Google Earth Enterprise の詳細をご覧ください。
オフラインでの使用: Google マップまたは Google Earth からの対象コンテンツを切り取る、またはその他の形でエクスポートする、またはオフラインでの使用のために保存することはできません。
携帯端末での使用: Google の API を通じてのみ、かつ Google Maps API/Google Earth API 利用規約のもとでのみ認められます(iPhone については、Map Kit(英語)をご覧ください)。
印刷物
このセクションでは、次の 2 つの対象コンテンツを区別して扱います。航空写真/衛星画像(「航空/衛星画像」)、と地図および地形「地図等」)の 2 つです。
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印刷物での使用に関する一般的なガイドライン: Google Earth および Google マップは、地理を調べるためのツールであり、サービスと無関係の派生的な用途のために対象コンテンツを抽出する目的で使用することはできません。原則として、書籍、雑誌記事、印刷広告、その他の種類の印刷物のいずれを制作する場合でも、Google サービスの特定の独自機能を利用するのでない限り、対象コンテンツを印刷物に使用することはできません。また他の用途の場合と同様に、上記の権利帰属表示に関するガイドラインに従う必要があります。Google サービスの独自機能としては以下のものが挙げられます(これらに限定されるものではありません)。
Google マップ(法的通知(英語)ページに掲載されている、国ごとに適用される特定の制限にご注意ください)。
- ラベル付きの航空写真(「地図+写真」と呼ばれることもあります)(例)(標準の航空写真表示(例)は独自機能にはあたりません)。
- マイマップ(地図表示に線、シェイプ、ポイントを追加できる機能)
- 検索結果付きの地図等(例)または検索結果の「情報バルーン」付きの地図等(例)
- 運転ルート/徒歩ルート/乗換案内
Google Earth
対象コンテンツの使用については、非営利目的であるか営利目的であるかは区別されません。対象コンテンツの表示が Google 独自のものでない場合は、当該対象コンテンツを使用することはできません。Google では、単独で航空写真/衛星画像の対象コンテンツを使用する権利を許諾することはできませんが、Google で「satellite imagery for purchase」(有料航空写真/衛星画像)と検索するとお考えの用途に合ったものが見つかる可能性がありますのでお試しください。
具体的な使用例: 特に以下の用途での Google サービスの使用について多くのご質問が寄せられています。
- ガイドブックやその他の案内書: Google マップまたは Google Earth からの対象コンテンツを、明示的な許可を得ずに旅行ガイド、地図などの道案内の出版物で中心的な要素として使用することはできません。ショッピング エリアのプロモーション用小冊子内の 1 ページといった限定的な使用であれば、上記の一般的なガイドラインに適合すれば認められます。
- 請負業者や環境コンサルタントによる報告書の典拠資料: 上記の一般的なガイドラインに従い、かつ対象とする景観の分析が Google マップまたは Google Earth を使用して行われた場合は、印刷物に対象コンテンツを使用することができます。別の出版物の草稿、デスクトップ パブリッシング、または GIS アプリケーションにおいてさらに編集を加えるためなど、サービスと無関係の派生的な用途のために対象コンテンツを抽出することはできません。
- サービスの使用を見せること: Google マップまたは Google Earth を使用している様子を見せることは、上記に定める適切な権利帰属表示を付ければ認められます。たとえば、サービスの使用法に関するチュートリアル、ニュース記事、API 実装の例示での使用などが考えられます。
- 学術利用: 論文や審査を受けた上で掲載される学術記事などにおいて対象コンテンツを発表する場合には、前述の「フェアユース」の概念も含め、適用されるサービス利用規約と本ガイドラインが適用されます。明示的な許可を与えるよう Google に求めることや、お考えのケースがフェアユースに該当するかどうかを Google にお問い合わせいただくことは避けてください。Google はそのようなことを判断する立場にありません。
- 個人使用目的での個別印刷: Google マップおよび Google Earth には、印刷機能が組み込まれています。個人使用の目的であれば、使用許諾を受けることなく、これらのサービスを利用して対象コンテンツを印刷できます。
トレース: Google マップまたは Google Earth を、独自の地図やその他の地理コンテンツのトレース元として使用することはできません。
よくある質問
Google マップまたは画像の不正確な箇所を報告する、または変更をリクエストするにはどうすればよいですか。
このような目的には、使用許諾申請手続きを使用しないでください。米国では、地図の左下に表示される [問題の報告] を使用することができます(使用方法についてはこちらの動画(英語)をご覧ください)。対象の国がマップメーカーで編集できる場合は、ご自分で変更を行うことができます。その他の国の地図については、誤りを修正するフォームからリクエストをお送りください。担当のチームが審査いたします。ストリートビューにおけるプライバシーに関する懸念がある場合は、ストリートビューのマイクロサイトをご覧ください。
Google との共同マーケティングに関心がある、あるいは Google マップまたは Google Earth の便利な使い方などを考案したので Google に知らせたいという場合、どこに問い合わせればよいですか。
Google マップ/Google Earth 使用許諾フォームから Google にお問い合わせください。すべてのお問い合わせに対応することはできかねますが、お考えをお知らせいただくことは歓迎いたします。KML レイヤを作成した場合は、Google のKML ギャラリーにアップロードすることができます。
Google の画像の使用を許諾されていることを示す契約書や書簡に Google に署名してもらうことはできますか。
ユーザーのプロジェクトや使用が Google の明示的な使用許諾を受けていることを具体的に示す書簡や契約書に署名することはできかねます。唯一例外として認められるのは、Google からのコンテンツ ライセンス許諾の取り決めを交わす場合です。
権利帰属表示を付けずに Google のコンテンツを表示すること、または書籍/映画/テレビ番組の最後に権利帰属を表示することを許可してもらうことはできますか。
権利帰属表示は、例外なく対象コンテンツが表示される時間の始めから終わりまで表示してください。詳細については、上記の権利帰属表示に関する規定をご覧ください。Google が定める権利帰属表示に関する規定に従う意思がない場合は、コンテンツの使用権を直接購入できるかどうかをデータ供給元に直接お問い合わせください。
Google Earth および Google マップからの対象コンテンツを使用して作成した作品を発表したいのですが、プレス リリースを行ってもよいですか。
Google では、プレス リリースについては非常に保守的な方針をとっています。Google から事前に書面で許可を受けない限り、Google、Google Earth、または Google マップに言及した広報資料をリリースしないでください。
Google から高解像度のスクリーンショットを提供してもらうことはできますか。
Google Earth から高解像度の画像をエクスポートする必要がある場合は、Google Earth プロの購入をおすすめします。ただし、鳥瞰写真と衛星画像の使用に関する制限にご注意ください。残念ながら、Google からマップ タイルの高解像度バージョンを提供することはできかねます。
Google の地図または航空写真/衛星画像が不適切に使用されていると思われるケースに気付きました。Google に報告する必要がありますか。
はい、Google マップ/Google Earth 使用許諾フォームから報告いただけますようお願いいたします。
Google マップまたは Google Earth をうまく使用できません。Google に問い合わせてよいですか。
技術的な質問については、Google マップと Google Earth の各オンライン ヘルプセンターをご覧ください。
Google のデータ供給元に問い合わせを行う必要があるのですが、連絡先情報を教えてもらうことはできますか。
残念ながら、データ供給元の連絡先情報を提供することはできかねます。Google 検索でお調べになることをおすすめします。
上記に疑問点の答えがない場合はどうすればよいですか。
ご不明な点の答えが、Google マップおよび Google Earth に関する使用許諾ガイドラインにない場合は、Google マップ/Google Earth 使用許諾フォームからお問い合わせください。非常に多くのお問い合わせをいただいているため、対応に 2~3 週間かかることがありますのでご了承ください。
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