(朝鮮日報日本語版) 【コラム】日当4万ウォンの韓国代表たち - エンジョイライフ - 楽天ブログ(Blog)
今年のスポーツ界で最大のイベントは、7月27日から8月12日まで開催されるロンドン五輪だ。大韓体育会は「10-10」(金メダル10以上、総合10位)を目標にしている。すでにソウル市内の泰陵選手村では、13種目の韓国代表選手345人とトレーニング・パートナーが玉のような汗を流して練習に励んでいる。忠清北道に昨年オープンした国家代表総合訓練院(鎮川選手村)などを含めると、計26種目797人に上る。
このほど、韓国代表たちにうれしいニュースが届いた。文化体育観光部(省に相当)が「今年から韓国代表選手たちの日当を1日3万ウォン(約2000円)から4万ウォン(約2700円)に引き上げ、トレーニング環境を改善する」と発表したのだ。2006年以降3万ウォンだった日当� ��、6年ぶりに1万ウォン引き上げられることになった。
韓国代表の日当は、02年の釜山アジア大会前までは5000ウォン(現在のレートで約340円、以下同)だった。だが当時、泰陵選手村で選手を教えていた指導者たちが「アジア大会をボイコットする」と反発したため、1万5000ウォン(約1000円)に引き上げられた。きっかけは、同年のサッカー・ワールドカップ(W杯)韓日大会でベスト4入りした韓国代表たちが高額ボーナスを受け取るのを見て、ほかのスポーツの指導者たちが怒りを爆発させたことだった。
今年の大企業の大卒新入社員の初任給は年額平均3481万ウォン(約236万円)だ。昨年に比べ約4.8%アップした。1年365日休まずに働いたとすると、1日当たりの給与は約9万5370ウォン(約6470円)になる。一方、中小企 業の初任給は年額平均2254万ウォン(約153万円)、1日当たり6万1750ウォン(約4200円)。つまり、韓国でトップクラスと認められているスポーツ・エリートたちは、大企業新入社員の3分の1、中小企業の新入社員の半分にも満たない日当しかもらえないということだ。しかも、政府が支援する韓国代表の平均トレーニング日数は年間210日。それ以外はいくらトレーニングをしても日当はもらえない。
1966年、泰陵選手村が設立された直後に入村し、トレーニングを行ったアスリート界のベテランたちは「トーストと牛乳が食卓に出され、1日に1食は肉が食べられることだけでも幸せだった」と振り返る。誰もが腹をすかせていた時代は、選手村に入村すること自体が韓国代表に与えられた最高の特権だった。
しかし月日は流れ、世の 中も変わった。野球やサッカーなどプロの世界には億単位の年俸を手にする20代の選手が出番を待っている。ごく少数を除き、アマチュア種目の韓国代表のほとんどはそれに比べるとむなしさを感じざるを得ない。その上、これまで彼らを支援をしてきた地方自治体は財政的な負担を理由に実業団を次々と解散させ、選手たちは職を失っている。韓善教(ハン・ソンギョ)議員=ハンナラ党=が昨年入した大韓体育会と国民健康保険公団の資料を分析したところ、元韓国代表3269人の35.4%が全国平均より低い国民健康保険料を支払っていることが分かった。つまり、元韓国代表の3分の1以上は所得が全国平均より低いということだ。このうち、基礎生活保障(生活保護)受給者になっている元韓国代表も19人いた。
韓国のスポーツ選手� ��厳密に言えばエリートに属するスポーツ選手たちは国民に希望を与え、国家ブランド力を高めるのに大きな役割を果たす。バンクーバー冬季五輪で韓国選手団が挙げた成績に伴う経済効果は約20兆ウォン(約1兆3570億円)に達し、韓国のイメージが1%上がったとまで言われている。
ロンドン五輪まであと6カ月。韓国代表たちが自尊心や誇りを持って日々の練習に専念できるよう、代表に関する運営や兵役に対する恩恵といった支援システムを改善すべきだ。政府に任せきりにするのではなく、社会全体が関心と愛情を注ぐ必要がある。新年が明けて3週間が過ぎても、大統領をはじめ外部の有力者・著名人が誰一人として激励に訪れていない泰陵選手村で、黙々と汗を流し日当4万ウォンを手にする韓国代表選手たちのことを思うと� �胸が詰まりそうになる。
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